オリジナルシール(ホログラムシール)の作り方を紹介!

七色に光ったり、立体的に見えたりするシールをご存知でしょうか。
そのように見えるシールをホログラムシールと言います。
実は、このホログラムシールは簡単に作ることができるのです。
そこで本記事では、オリジナルのホログラムシールを作る方法を解説します。
- 自社の商品に貼るステッカーを目立たせたい
- チケット偽造防止のために作りたい
- 市販で売っているホログラムシールは好みのデザインがない
このようにお考えの方は必見の内容です。
ホログラムシールってなに?

ホログラムシールとは、光の反射によって7色に変化する素材を使用したシールのことです。見た目のインパクトが強いため、人の目に留まりやすいという特徴があります。
ビックリマンチョコに同封されている付属品の「ビックリマンシール」や1万円札の左下にあるキラキラとしたホログラムなどで馴染み深いのではないでしょうか。
そんなホログラムシールには、見た目が良いというだけでなく、「偽造防止」のために使用するという役割があります。
なぜホログラムシールが偽造防止になるのか
ホログラム加工の性質上、印刷しようとすると光の反射までコピーしてしまい、同じデザインでの印刷が出来ないという特性から、偽造防止のために使用されることがあります。
オリジナルのシールを作る方法

オリジナルのシールを作る方法について紹介していきます。ホログラムシールを作るためには、まずシールの作り方を覚えましょう。
用意するもの
シールを作成するために最低限必要なものがあります。以下8点ご用意ください。
- シール(ステッカー)用紙
- 保護フィルム(ラミネートフィルム等)
- デザイン
- カッター版
- パソコン
- プリンター
- デザインナイフ、カッター、はさみ(いずれか)
- テスト用紙(印刷用)
パソコンとプリンター以外は手に入りやすいものばかりです。ホログラムシールを作成する際にも使用するものなので、作成前に用意しておきましょう。
作り方の手順
1.デザイン作成
オリジナルシールを作成していきましょう。
まずはデザインの制作です。パソコン、アプリ、手書きどれでも構いません。
作りやすい方法で作成してください。
2.デザインをパソコンへ保存する
オリジナルシールを作成していきましょう。
手書きの場合は、プリンターのスキャン機能を使ってパソコンに取り込んでください。アプリの場合は、データを何らかの形でパソコンへ送信し、保存しましょう。
パソコンで作成している場合は、データの保存場所を確認するだけで構いません。
3.デザインをシール(ステッカー)用紙に印刷する
それでは、印刷作業へと移ります。
本番の前に、テスト用紙を使って練習をしましょう。いきなり本番に臨むと失敗してしまう可能性が高いです。テストすることで、注意点がわかりやすくなります。
問題なく印刷出来たら、ステッカー用紙にデザインを印刷しましょう。
4.保護フィルム(ラミネートフィルム等)を貼り、デザインに合わせカットする
カットしなくてもよいデザインであれば保護フィルムを貼って完成です。デザインの形に合わせたシールにしたい場合はカットしましょう。
保護フィルムはシール自体の保護や見た目も綺麗になるためオススメです。
手軽にホログラムシールを作る方法

ホログラムシールの一番簡単な作成方法を紹介します。
用意するものはオリジナルシールの作り方で紹介したものとほとんど変わりません。
用意するもの
- オリジナルシールで使用したもの
- ホログラムシート(ステッカーシート)※100均でも手に入ります
作り方の手順
オリジナルシールの作り方で解説した手順の「3.デザインをシール(ステッカー)用紙に印刷する」まで進めてください。
オリジナルシールの作り方では保護フィルムを使用しましたが、ホログラムシールでは、ホログラムシート(ステッカーシート)を使います。
ホログラムシートを印刷したシール用紙に貼るだけで完成です。手軽にキラキラとしたホログラムシールが作成できます。
作業時の注意点
デザインを印刷したシール用紙にホログラムシートを貼るときに注意すべき点があります。まずは、埃を確実に除去することです。
埃がシール用紙についたままだと、ホログラムシートを貼ったときに気泡が出来てしまいます。埃がつかない環境やシートを接着させるときに気を付けながら貼りましょう。また、指紋についても注意が必要です。
気泡が入ってしまったり、指紋がついたままシートを貼ってしまうと見栄えが悪くなり仕上がりに悪い影響を及ぼしますので、気を付けながら作業を行ってください。
シールを印刷するまえに知っておきたいコピー機の種類

印刷会社を使わずシールを印刷するなら、プリンターを使用しましょう。プリンターは大きく分けて「業務用」と「家庭用」に分けられます。
家庭用と業務用は、印刷方法が異なり、家庭用の多くはインクジェット式を使用している一方で、業務用はレーザープリンター式を使用しているケースが多いです。
それぞれ得手不得手があり、インクジェット式はカラーコピーの場合、鮮やかな色を表現することができます。ただし、家庭用のインクジェット式コピー機は、水や日光に弱く、滲んでしまったり色あせてしまったりすることがあるため、注意が必要です。
レーザープリンター式は、印刷するスピードが速く、大量印刷に向いています。
シール(ステッカー)用紙を購入する際は、インクジェット式、レーザー式どちらに対応しているのか、しっかりと確認したうえで購入しましょう。
ホログラムシールの柄6パターンをご紹介

ここでは、ホログラムのデザイン例として弊社にて取り扱いのあるホログラムのパターンを6つ紹介します。
ホログラムシールを作成する際に、参考にしてみてください。
①レインボー
見る角度によって、虹色に見えるホログラムです。柄がない分、シンプルなためロゴやイラスト、どんな素材にも合わせやすいデザインと言えます。
②レンズ
レンズは、七色に光る特性をあわせもちながら、スクエア柄が入ったデザインです。例を挙げるとビックリマンシールにもよく使われているデザインで、イラストとの組み合わせはバツグンでしょう。
③スターダスト
星空のような見た目で細かいデザインが特徴のスターダスト。ホログラムのなかでも派手な見た目が特徴です。イメージとしてはプロ野球チップスのスターカード(キラカード)に使われているようなデザインです。
④リトルスター
小さい星のデザインが散りばめられたデザインです。見る角度によって小さな星がキラキラと輝きます。
⑤クリアハート
さまざまな形をしたハートが七色に光るホログラムです。見る角度によってハートの大きさや色が異なり、可愛らしいデザインとなっています。
⑥ホイール
幾何学模様のような形をしたホログラムです。まるで魔法陣のような見た目をしており、円とダイヤでデザインされています。
このように、ホログラムには様々なデザインがあります。ロゴやイラストにはどのようなホログラムが合うのか考えながら作成することもホログラムシール作りの楽しみのひとつです。
ぜひ参考にしてみてください。
本格的なホログラムシールを作るなら印刷会社を利用しよう!

今回は、ご家庭で簡単に作ることができる、オリジナルシールの作成方法とホログラムシールについて解説をしました。
シールづくりは、作成キットが出ているため、比較的簡単に作れるようになりましたが、個人での作成には限界があります。
とくにホログラムシールに関しては、偽造防止のために作成する、商品へのラベルとして使用するなど、商品に利用されることも珍しくありません。シールの用途によっては印刷会社に依頼する方が良いケースもあります。
個人での作成に限界を感じた際は、ぜひ印刷会社を利用してみてください。
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